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2018.09.25お知らせ

台風21号の影響について(7)

2018年09月25日

台風21号の影響による物流への影響および弊社対応につきまして、本日正午現在の状況を以下にお知らせいたします。

関西国際空港

【概況】

〇国際貨物地区は本格復旧に向けた動きが進んでいます。
〇全日空(NH)は21日から、温度管理が必要な貨物を除き、条件付きで上屋業務を再開しました。
〇日本航空(JL)は14日から貨物上屋を条件付きで再開していますが、21日からは、保冷貨物(生鮮などを除く)の取り扱いも部分的に再開しました。また、他空港とのトラック転送便も対象便を絞って再開しています。

【航空会社の運航状況】

〇9月21日付けの内容から変更はございません。

航空輸送

〇関空:25日(火)より、関空国際貨物地区代理店上屋ピックアップの保税トラックの運航が再開となりました。
〇既報の通り、関空発着貨物の代替機能を担う成田、セントレアなど主要空港・上屋の輸出入貨物の滞留が深刻化しています。3連休明けということもあり、特に輸入貨物が激増、滞貨に因る混雑により、荷降ろし、搬出等に通常より多くの時間を要する状況が続いています。
〇成田:日本航空(JL)輸入上屋:24日(月)に作業が完了、未処理ULDの持ち越しはなくなりました。25日は到着の貨物量が多く、早朝便から搬入作業は遅延気味に推移しています。25日到着便の貨物量は900トン、平常時よりも+30%増が見込まれています。
〇成田:全日空(NH)(輸入):25日朝の時点での在庫量は1099.2トン。
成田での輸入貨物取扱いは22日(土)~26日(水)までの5日間(出発日ベース)停止としています。(羽田経由成田空港止め輸入貨物を含む。)
〇成田:国際空港上屋株式会社(IACT)(輸入):25日朝時点での未処理貨物量は344トン。急増中の貨物については引き続き、南部上屋への転送等で混雑緩和に努めている状況です。
〇セントレア:全日空(NH)、日本航空(JL)上屋ともに、混雑によるトラック手配や搬入作業等に影響が出ている状況に変化はございません。
〇セントレア:25日は3連休明けのため航空会社上屋内の貨物量(在庫)がさらに増加、搬入確認が取れるまでに相当の時間を要しており、当たりがつかないケースも出てきています。また、搬入確認がとれても、許可になり運送業者が搬出をかけるも貨物が出てくるまでに数時間~12時間以上を要するケースが増加しています。

海上輸送

〇特段の変化はございません。

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弊社の対応

〇弊社関西支店輸出混載グループ、輸入カスタマーサービスグループ、関空カーゴセンターは、関空での業務を再開しております。
〇ただし既報の通り、国際貨物地区の機能の完全復旧までには今暫く時間を要する状況に変わりはないため、弊社は成田・セントレア・福岡等での代替え対応を継続致します。
〇そのほかの状況につきましても、21日付け報告の通りにて、特段の変化・変更はございません。

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航空会社・上屋会社各社は少しでも多くの貨物を取り扱うべく、上屋機能の復旧を急ピッチで進めているところですが、状況を見極めるのが難しい状況はなお続いております。

最新および個別の状況につきましては、お手数でも弊社営業・セールスデスク担当までご確認くださいますようお願い致します。

お客様には今しばらくの間ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。