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商船三井ロジスティクス株式会社

代表取締役社長 社長執行役員桜田 治

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代表取締役 社長執行役員(Representative Director&President, Chief Executive Officer)
桜田 治

代表取締役 社長執行役員の桜田治です。

当社のミッション「お客様のいかなるニーズにもお応えできる総合的な付加価値の高い物流事業を展開し、世界の人々の毎日を支え、豊かな未来をひらくこと」の実現に向けて、私共は日々尽力しております。
一方、コロナ渦の物流混乱によるスペース不足にあっては、お客様のニーズに十分にお応えすることが難しい局面がありました。また、お客様が求めるデジタル化に対応するためにグローバル規模でのシステム投資が必須となっており、調達力の強化や必要なシステム投資を吸収するために、グループ全体でさらに経営基盤を強化し、業容を拡大していく必要性を改めて認識しております。

商船三井のグループ経営計画「BLUE ACTION 2035」においては、ロジスティクス事業を成長分野として位置付けており、私は社長執行役員として、より業容を拡大するための新たな顧客層の開拓、そしてそれを可能にするグローバル戦略に注力いたします。
また、私は商船三井の常務執行役員・製品輸送営業本部長も兼務しておりますので、商船三井のアセットを活用すると共に、商船三井グループのシナジーを醸成する取り組みを推進いたします。

より具体的には、

  • 既存のお客様に加えて、海外での取扱量を増やすことで業容を拡大し、スケールメリットによる調達力の強化を図ってまいります。これによりサービスメニューの拡大とコスト競争力を高めます。
  • 上記を可能とするよう、当社の強みである海外拠点・組織の営業体制・人財・ガバナンスの強化を図ると共に、商船三井の地域組織との連携を深めてまいります。
  • また拠点間のコミュニケーションをより高めると共に、グローバルな全体最適を実現するためのKPI・評価基準を設け、当社グループが一体となってよりきめ細やかで厚いサービスを提供できる体制を整えます。
  • 当社は資産を持たないライトアセット型経営を行ってきましたが、今後は「BLUE ACTION 2035」におけるポートフォリオ戦略に沿った形で方向転換し、商船三井の支援も活用して、投資も積極的に行ってまいります。特に、規模の拡大・サービス強化に向けて、積極的なM&Aを実行していきます。
  • 輸送サービス分野として、商船三井グループとしてのシナジーが追求できる製品セグメントに集中的にリソースを投入し特色あるサービスを提供できる体制を目指します。

上記をスピード感をもって実行し、お客様から選ばれ続け、社会に貢献する企業として、発展してまいる所存です。

今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

商船三井ロジスティクス株式会社

代表取締役 会長執行役員八嶋 浩一

代表取締役 会長執行役員(Representative Director&Chairman, Executive Officer)
八嶋 浩一

代表取締役 会長執行役員の八嶋浩一です。

当社は、創業60年を超える商船三井グループの中核物流会社として、MOL Logisticsの統一ブランドの下、総合物流サービスや海外引越サービスを提供致しています。特に全世界ネットワークでは26カ国に140の自営拠点、51カ国に189拠点の代理店網を有して(2024年4月現在)、当社の強みはそのネットワークの広さと、お客様の物流ニーズにお応えできるサービスメニューの豊富さにあります。

2024年4月1日からは、代表取締役・社長執行役員に桜田 治(株式会社商船三井の常務執行役員・製品輸送営業本部長を兼務)が就任し、代表取締役2名体制となりました。

会長執行役員である私は、これまでの当社の取り組みを継続し、既存の事業基盤を強化していくことに注力してまいります。すなわち、

  • お客様との関係をより深く・緊密にし、お客様のニーズにお応えするサービスの拡充・品質の向上に注力してまいります。
  • 当社をサポートいただいているサービスプロバイダー様・提携先様との協働を拡大・深度化させ、高品質、かつ特色のあるサービスを競争力のあるコストで提供します。
  • 低・脱炭素分野に注力する商船三井グループの一員として、環境負荷低減を意識したサービスの提供にも心がけてまいります。
  • 健全で透明性の高い経営はもちろん、各国の文化を理解、尊重し、社員一人ひとりがそれぞれの能力を充分発揮し、働くことに満足できる環境を整えることにより、より創造的・高付加価値なサービスを提供します。

最後になりますが、今後とも、当社グループのVision “Creating Together a Space for Happiness”()に向かって、商船三井グループの価値観・行動規範である “MOL CHARTS”に則った企業活動に当社役職員一同努めてまいることを、お約束いたします。

引き続き、商船三井ロジスティクスへのご支援ご鞭撻を賜りたくよろしくお願い申し上げます。

商船三井ロジスティクスグループのVision “Creating Together a Space for Happiness” (

グループの役職員2,500人を対象にアンケートを実施し、重要キーワード上位から、Happiness・Collaboration・Innovationを選出し「皆で幸せに向かって”a Space”を創り出していく姿」をイメージ。

  • お客様に安定的に供給する航空、海上などの物理的な空間を表す<Space>
    目の前の貨物にフォーカスしてお客様との関係性を築くのではなく、お客様のビジネス全体をみてOne MLG(Together!)でテーラーメイドなサービスを提供していく。
    こうしたアプローチを続けていくことで、お客様の全体最適に寄与し、長期的な関係を築いていく。
  • お客様・他者との関係・我々の気持ちの状態を表す<Space>
  • お客様に満足なソリューション、サービスを提供していくために、また当社グループの全体最適を考えるためには、我々一人ひとりに必要な気持ちの<Space>

また、“Space”、 “Spaces” ではなく <a Space> としたのは、 「自分にとってのスペース」「個々の、それぞれのスペース」を大切にする思いが込められている。